CDを1000円で発売するところから時代を作る。

高城剛のブログの一つの記事。

http://blog.honeyee.com/ttakashiro/archives/2008/07/post_89.html

内容はよく読んでもうとして、概要としては時代を作る彼なりの方法を説いている。
読んでみると分かるが、CDを1000円で売り始めるところからも時代を作れるのだと思った。

最近の遊び

最近 俗っぽい遊びばかりしている。
周りにいるのが俗っぽい人が多いからだろう。

一人遊びがあんまりうまくないからなんだろうけど、
周りに染まりやすさを全開モードにして、
酒を飲んで 踊って 歌っている。


頭ん中の難しいことを考える部分が能力停止して、
ぞくぞくするような成分を出す部分が活性化する感じ。

この感じを最近忘れていたのでかなり楽しい。


しかし、そろそろ別の趣向もこらしてみたい。

星を見に行こう。

星がみたいと言い出して、
すこし無理を承知で冒険に出てみた。


空っぽになりそうなタンクに、5000円分のガソリンを詰め込む。
排気ガスをガンガンに出して、東名をズンズン進む。
地図なんて無くたって、標識がぼくらを案内してくれる。


東京からずっとつづく246を御殿場から逆走。
ICのおじさんに教えてもらったとおりの場所を右折する。


目の前に広がるのはまったくの闇。
遠くのほうの空の高いところに明かりが見える。
まったくの闇の中に星よりも明るすぎる光は、どうしようもなく不自然だ。


道を駆け上がる程に側道の木々が迫ってくる。
光が徐々に減っていく。
光を失ったミラーたちは役割を失う。


気温が下がってくる。
空気が不気味さを増す。


敏感すぎると気持ちが悪くなるほどの闇。
でもそれは、現実的になりすぎた日常から自分を引き離してくれる。


怖さを側において、ヘッドライトを消す。
忘れかけられていた星たちが役目を与えられなおす。


8月20日までは交通規制がかかっていて、上まで上れなかった。
日の出まであと少し。
富士の山を背に猛スピードで湖を目指す。



車のエンジンを切って、キーを抜く。
そして、綺麗過ぎる不思議な朝の側で眠ることにした。