いい発見と悪い発見。

AB-ROADのフロアには営業からMPから制作から営業企画まで全ての人たちがいます。昨日行ったじゃらんのフロアにも全員いたけれども、AB-ROADは割りと小さな所帯なので見渡すにはいい大きさです。全員と親しくなるには少し大きすぎるかもしれないけど、名前なら努力すれば覚えられるくらいの、ちょうどいい大きさです。


昨日の夜、ビジネスのフローで言えばMPをはさんで僕たちの反対側にいる営業の子達と、同期の子達ですが、はじめて夕飯を食べに行きました。やっぱり立場の影響は大きくて、同じものを見ていても、お互いが持っているイメージには違いがあって、その違いをすり合わせていくと、今までにかなったすごく研ぎ澄まされたものが出来そうで、これは面白そうなことになりそうだぞという、そんなワクワクする時間になりました。


そして、またもう一つ、その夕飯の最中、僕の頭の中では薄利多売への挑戦が行われていました。(ここからはですます調をやめて。)おそらく薄利多売は商品の価値の指標の中で価格をもっとも重視した売り方なのだと思う。価格はどんな商品も持っている指標だし、数字で比べられるから、情報ビジネスとの愛称もいい。だから、マスなスケールで展開できる企業になればなるほど有利なんだと思う。でも、本当は、商品の価値は価格だけじゃなくて、もっと色々な指標を使うことが出来るし、その指標は人それぞれ違うっぽい。発行部数は少ないけど、こだわりを持った編集をしている雑誌なんかは、情報ビジネスといえども、薄利多売とは反対側の考え方を持っているような気がする。薄利多売は利益をあえることに主眼を置いていて、こだわりの雑誌なんかは利益とはちょっと違った部分にこだわりを持っているのだと思う。でも、どちらも、今の世の中にすごく最適化されているかというとそんなことは無いと思う。せっかく今の会社にいるのだから、僕はそのいいとこ取りをして、バランス感覚のいいメディアを作りたいと思う。


どうして今の会社がそれに適しているかって言うのは、会社にいる人たちのバランス感覚がいいと思うから。たぶん、割と大きな規模の組織で、チームワークをさせたら、この会社の人は本当にいいバランス感覚をチーム全体で保つことが出来るような気がする。


そういうことで、昨日の夜はいい発見をできた。もちろん、悪い発見、これは自分自身の問題だが、も出来たが、これは来週への課題として受け止めよう。