初めて彼らの笑顔が見れたことがうれしかったんだ。

今やっている仕事はシステムを作るということ。
大切な仕事なのだろうけど、どことなくしっくり着ていないのは事実。
それがどうしてだろうかはまだ分かっていない。


どうも今の自分には、システムを作るためのシステム屋というイメージがある。
システムはとても大切だけど、それはゴールではなくて手段。
システムの先にあるものをしっかりと抑えていないと意味が無い。


今日はキックオフというなのスタートイベントを行った。
初めてプログラマーの方たちと一緒にお酒を飲んだ。
みんなほろ酔い気分で、楽しく話したり笑ったりしている。
いつもは仕事に追われているという感じだったり、もくもくと仕事をしているという感じ。
その先にあるゴールはあまり感じ取れなかった。


でも、今日のイベントで彼らの笑顔が見えて、彼らの表情が見えた。
みんな案外普通の人だった。
確かに、少し感情表現が掴みにくいところがあるけど、程度の差はあれ普通の人だった。
そんな彼らの一面が見れて少しうれしかった。


さぁ、彼らが普通の人間であることはある程度分かった。
面白みのある人たちだ。
次は、その人間ぽさをシステム作りの面でも見てみたい。
システムって人間ぽく優柔不断じゃダメだけど、優柔不断じゃない面で何かぬくもりが感じられることがあってほしいなと思う。


システム屋からすればそんなのありえねぇと思うのかもしれないけれど、そんな風に期待してしまうのは僕がまだ未熟だからなのか、いやそんなことは無い。



でも、これだけはいえるのは、人が心地良いと思えるものを作っているのだということ。そして、人間ぽさは心地よさには必要だということ。