いまのきもち

無性に寂しくて、何だか奥のほうが痛くて、とても惜しくて、つまり失いたくないんだ。


これだ。
今の僕の気持ちはまさにこれだ。


言葉は、気持ちを思い出す手伝いをしてくれる。
小さかった頃、まだまだ敏感すぎたかもしれない頃、その気持ちが言葉ではそう表現するんだなと知ったから、今はその言葉がその気持ちを忘れさせないでくれる。


生きるためには感覚を鈍らせないとやっていけない時がある。
だから、自分の気持ちを言葉に託して、自分の外に置いておくのかな。


必要なときには、その言葉と共に、大切な気持ちを思い出せるように。


でも、感覚を鈍らせないといけないってのはやっぱりいやだなぁ。
うん、やっぱりいやだなぁ。
ぼくは鈍らせないぞぉ。